実は病気が原因だった!?多汗症の裏に潜む病気の影

byouki季節や状況問わずに自分の意志に反して大量に汗をかいてしまう多汗症。

多汗症の原因は様々ですが、病気が原因となって大量に発汗してしまうケースもありますので注意が必要です。

多汗症が病気のサインとなることも珍しくありませんので、急に汗の量が増えたと感じた方は一度、医師の診断を受けることをおすすめします。

大量に汗をかいてしまう病気とは!?

自分は多汗症になってしまったのだと思っていたら実は、その裏に病気が隠れていたというケースも珍しくありません。

では具体的に、汗を大量にかくという症状がある病気にはどんなものがあるのでしょうか?
早速見ていきましょう。

糖尿病

糖尿病によって神経障害が起こると、下半身で汗をかきにくくなってしまう為、「代替発汗」といって下半身で汗をかけない分、上半身で多く汗をかいて補おうとします。

その為、上半身に多く汗をかきやすくなったという方は注意が必要です。

甲状腺疾患(バセドウ病)

甲状腺疾患を患うと甲状腺ホルモンが増加し、新陳代謝が活発になる為、汗をかきやすくなります。
甲状腺疾患の場合、他にも安静にしていても動悸や息切れがしたり、倦怠感や手の震え、体重減少、逆に食欲が増進したことによる体重増加などといった症状が表われます。

発汗以外にもこれらの思い当たる症状がある場合は、早めに内科を受診しましょう。

パーキンソン病

パーキンソン病とは、脳内の黒質という部位に異常が起こることで正常な神経細胞を減少させ、そこで作られるドパミンの量が低下してしまい、黒質から線条体に向かう情報伝達経路がうまく働かなくなってしまうことで様々な症状が起こる病気です。

40~50歳以上の方に多く、発汗以外にも手足などのふるえや筋肉のこわばり、体勢の変更がうまくできない、押されてバランスを崩すとすぐに元の体勢に戻れないといった姿勢障害、排尿障害や便秘、立ちくらみなどが表われます。

大量発汗以外にもこのような症状がある場合は、内科又は神経内科を受診されることをおすすめします。

自律神経失調症

確立した疾患概念や診断基準のない病気ではありますが、自律神経のバランスが乱れることで様々な身体的疾患が表われる病気の一つです。

発汗異常の他にも耳鳴りやめまい、頭痛や吐き気、便秘や下痢、血圧の上昇や低下、不整脈、のぼせ、しびれなど、症状の出方には個人差があるものの様々な体調トラブルを引き起こしてしまいます。
発汗以外にも、体調が悪いことが多い、辛い症状があるという方は一度病院を受診されると良いでしょう。

更年期障害(ホルモンバランスの乱れ)

40歳以上の女性で40代以降に発汗に悩まされるようになったという方の場合、更年期障害が原因となっているケースも少なくありません。

更年期障害というとホットフラッシュといって、急に顔や頭部が火照り汗をかいてしまうという症状はよく知られていますが、顏だけでなく全身に汗をかくようになったという方も珍しくないのです。

女性ホルモンには、汗腺の調節機能をコントロールするという働きがある為、女性ホルモンの分泌量が急激に減少してしまうと汗腺の調節がうまくコントロールできずに発汗しやすくなってしまいます。発汗以外にも憂鬱感やほてり、めまい、頭痛、肩こりなど様々な症状が表われますが、症状の出方には個人差があり発汗だけという方も少なくありません。

また、最近は若年性更年期障害といって20~30代の方でもホルモンバランスの乱れによって更年期障害を引き起こしてしまうケースがありますので、40代以 上の方はもちろん、20~30代の方でもホルモンバランスの乱れが気になる方は一度婦人科を受診されると良いでしょう。

多汗症と他の病気を見極めるには!?

季節や状況など関係なく大量の汗をかいてしまうという症状があるものの、多汗症なのか?実は他の病気が隠れているのか?分からないという方がほとんどだと思います。

多汗症と他の病気のサインとを見極めるにはどうしたら良いのか?という所ですが、ご自身で見極めるのはとても難しいというのが正直なところです。

発汗以外の症状の自覚はなくても実は病気が隠れているという可能性もゼロではありませんので日頃から定期的に健康診断を受け、少しでも気になる症状があれば医師に相談すると良いでしょう。

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